〔大学を問う〕武庫川女子大学の「教育研究業績書」が完全白紙の「特任教授」
の「学校教育センター」の教員欄を見ていて、不思議なことに気が付きました。
(1)武庫川女子大学には「教育研究業績書」が完全白紙の「特任教授」が存在します。
それは、
池田 容子氏
http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_12572.pdf
廣田 晴行氏
http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_62177.pdf
の2名です。
この人たちはどのような「教育研究業績」を理由に「特任教授」になったのでしょうか?
(2)大西 邦夫氏は「教育研究業績書」の 「教育上の能力に関する事項」の「教育方法の実践例」にたった1行、記載があるだけです。
「学位」欄の記載はなし。
もっとも、「最終学歴」欄は「立命館大学経済学部」となっているので「学士」号は有しているということなのだろうと思いますが、「学位」欄に一切記載がないところをみると大学中退の可能性も否定できません。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_15591.pdf
(3)
西尾 博行氏
http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_52166.pdf
と
和田 光生氏
http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_99105.pdf
の両名は「教育研究業績書」にいろいろと記載がなされています。いろいろと記載がなされているだけ上記(1)(2)の人たちに比べればまだマシなほうです。
お二人は「小学校教諭一種免許状」を取得していることから、要するに小学校の教員の定年退職者(?)のようです。
お二人はいずれも学位は大阪教育大学の「学士」であって、修士号も博士号も取得していません。にもかかわらず「特任教授」です。
(4)
大津 尚志氏は「特任教授」ではなく「講師」です。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/gakuin/gyoseki/pdf/id_15441.pdf
大津氏は東京大学の修士号を取得していて、博士号は取得していませんが、東大大学院の博士課程を満期退学、という立派な学歴を持っています。武庫川女子大の「学校教育センター」の教員の中では最高の学歴です。「教育研究業績書」も多くの記載があります。ところが大津氏は現在50歳なのにずっと「講師」のままで、大津氏の上には「教育研究業績書」が完全白紙の、自分の名前しか書いていない「特任教授」がいるわけです。
あまりにも理不尽な人事ではないでしょうか?
大津氏はそろそろ「マジギレ」してもよいころではないでしょうか?